「Lx-Desktop」(Linux デスクトップ) ドキュメント
「Lx-Desktop」(Linux デスクトップ) は Vine Linux をベースとして、企業における業務に必要なアプリケーションと Linux パソコンの管理に必要なユーティリティをあらかじめセットアップしてお届けするパソコンです。 Vine Linux は、Linux のディストリビューション(Linux を一般ユーザーが利用できる形にまとめたもの)の中でも、日本国内で開発されている日本語環境での使いやすさを特徴とするディストリビューションです。 よく使うアプリケーションはデスクトップにアイコンを配置してありますので、お届けしたパソコンを設置して社内の LAN(ネットワーク)に接続するだけで、使用を開始することができます。 [目 次] Linux デスクトップ の使い方 管理ユーティリティ LibreOffice 業務システム サポート Lx-Desktop ご利用ガイド Vine Linux のアップデート Lx-Desktop のリカバリー Lx-Desktop パソコンの仕様 [Linux デスクトップ の使い方] ![]() アプリケーションを実行するためのアイコンを 「ランチャー」 と呼びます。 業務でよく使われるアプリケーションはデスクトップ画面にあらかじめ配置してあります。 上パネル のメニュー 「アプリケーション」 から実行することもできます。 ランチャーの並びを揃えたい場合は、デスクトップの空いている場所でマウスを右クリックして 「名前順に整理する」 を選択してください。 上パネルの右端にある 「ウィンドウ・セレクタ」 でデスクトップに複数のウィンドウがある場合に、それを選択することができます。 上パネルの右側にある 「ワークスペース切替」 は、4個のデスクトップの内で使用するデスクトップを切替します。 Windows には無い機能で、慣れると便利に使用することができます。 ![]() [管理ユーティリティ] ●「Lx-Desktop システム管理」
「Lx-Desktop システム管理」 は Linux デスクトップ・パソコン 「Lx-Desktop」 を管理するためのユーティリテイです。 Adobe Air アプリケーションです。基本的な設定として、ネットワーク関係の設定、ファイルサーバー Samba 関係の設定、データ・バックアップする保存先の設定などを行います。 ファイルサーバー Samba を使用した ファイル共有 の設定としては、ユーザーとユーザーが所属するグループの設定、共有フォルダとその共有フォルダを使用することができるグループの設定をします。 「Lx-Desktop システム管理」 には、システム環境を更新するためメンテナンス機能があります。 この機能を使用すると 「Lx-Desktop」 のシステム環境をアップデートすることができます。 「Sato Systems」 の管理センターより、用意された更新プログラムをダウンロードして実行することによりアップデートします。 「Sato Systems」 の管理センターとリモート接続して、システム・メンテナンスを受けることができます。 一時的に VPN (Virtual Private Network) によりインターネットを経由して接続して、リモート・デスクトップ操作により必要なメンテナンスを行います。 詳細は 「Lx-Desktop システム管理」のヘルプ を参照してください。 ●「Lx-Desktop バックアップ・シャットダウン」 「Lx-Desktop シャットダウン」 は Linux デスクトップ・パソコン 「Lx-Desktop」 をシャットダウン・再起動するためのユーティリテイです。 Adobe Air アプリケーションです。 ユーザーのメールデータや Samba のファイルなどがあるディレクトリ /home をバックアップ保存してから、Linux をシャットダウンします。 保存先は ディレクトリ /LxD_backup、外付USBメモリ、保存先に設定されたパソコン です。 詳細は 「Lx-Desktop バックアップ・シャットダウン」のヘルプ を参照してください。 ●「Open VPN」 VPN クライアント VPN (Virtual Private Network) は、インターネットを経由して構築される仮想的な仮想プライベート・ネットワークです。 VPN で接続されると、社内のネットワーク(LAN)で接続された場合と同様に操作できるようになります。 VPN 接続のために ユーザー様でネットワークの設定を変更する必要はありません。 「Lx-Desktop システム管理」では、VPN で接続された Linux パソコンを リモート・デスクトップ操作 してメンテナンスを行います。 ●「ClamAV」 アンチウイルス・ソフト 「ClamAV」 は Linux で使用できる アンチウイルス・ソフトウェア です。 常駐保護機能(メール受信時のスキャニングなど) はありませんが、定期的なウイルスデータベースの更新と所定のディレクトリ( /home )のウィルススキャンを定期的(1時間に1回)に実行します。 ウイルスに感染したファイルは自動的に削除されます。 ウイルススキャンした結果は、ログファイル /var/log/ClamAV.log に記録されます。 ●「Samba」 ファイル共有ソフト 「Samba」 は Windows パソコンとファイル共有するためのソフトウェアです。 共有ファイル・サーバーとして動作します。 Windows パソコンの マイネットワーク の Workgroup に Linux パソコン名として表示されますので、他の Windows パソコンと同様に共有ファイルを操作することができます。 「Lx-Desktop システム管理」では、Samba を管理するための ユーザーや共有フォルダなどの設定 を行うことができます。 [LibreOffice 業務システム] LibreOffice は Writer (文書作成)、Calc (表計算)、Base (データベース) などのソフトウェアから構成される オープソース の オフィス統合環境 です。 フリーソフトウェアとして、Windows、Linux、Mac パソコンで使用することができます。 このたび 「Lx-Desktop」(Linux パソコン) で稼動する、 LibreOffice Base、Calc、Writer を使用した業務システム (Lx-Office) の開発・運用サポート の受注を開始しました。 企業における 顧客管理、販売管理 などの業務を Linux パソコン で行うことができます。 Microsoft Access、Excel、Word を使用した Windows パソコン上の業務システムと同等の機能と操作性をもつ業務システムを Linux パソコン上に構築します。 Microsoft のライセンスに制約されることなく、業務システムを構築・運用していくことができます。 お客様の業務内容に合わせて設計・開発・運用サポートします。 詳細につきましては、メールにてお問い合わせください。 [ info-lx@satosys.com ] ![]() ●Lx-Office 業務システム (プロトタイプ) 「Lx-Office 業務システム」 は LibreOffice で開発された業務システムです。 企業における業務を Linux パソコン で行うことを目的としています。 「Lx-Desktop」(Linux パソコン) にそのプロトタイプ (顧客マスター、商品マスター、売上処理) を提供しています。 今後 「請求処理」 「入出庫処理」 「商品管理」 などのプロトタイプを順次開発して提供していく予定です。 Windows パソコンで Microsoft Access を使用した業務システムと同等の機能と操作性をお試しください。 起動するためのランチャーをデスクトップに置いてあります。 ユーザ admin でログインした場合に利用することができます。 このプロトタイプは 「Lx-Desktop」(Linux パソコン) のユーザー様が試用できるだけでなく、自由に改造して利用することができます。 詳細は 「Lx-Office 業務システム」 のヘルプ を参照してください。 ![]() ![]() ![]() [サポート] 管理ユーティリティの 「Lx-Desktop システム管理」 で 「リモート管理接続」 を 「許可」 にすることにより、インターネット経由で 「Sato Systems」 の管理センターと接続することができます。 この 「リモート管理接続」 でユーザー様の Linux パソコン を遠隔操作することによって、次のようなサポートを提供することができます。 (サポートは有償となります。 ユーザー様の申込みにより、必要な作業内容と費用を見積りいたします。) ・Linux パソコンの運用・操作に関するアドバイス Linux パソコン を業務で使用ために必要な運用管理の要点およびユーティリティやアプリケーションの操作について アドバイスします。 ・アプリケーションのインストール 標準でインストールされていないアプリケーションをインストールして動作を確認し、操作方法をアドバイスします。 ・プリンタのインストール 使用したいプリンタの Linux 用ドライバを取得してインストールします。 ・バックアップ保存したファイルのリストア(復元) ハードディスクが故障してファイルが失われた場合などに、復旧した Linux パソコン にバックアップ保存したファイル をリストア(復元)して動作を確認します。 ・仮想化ソフトによる Windows 7 のインストール 仮想化ソフト Virtual Box を使用して Windows 7 を Linux パソコン上にインストールします。 Linux パソコン上で Windows 7 が起動され、 Office などのアプリケーションを実行することができます。 [ご利用ガイド]
[Vine Linux のアップデート] update-watch というアプリケーションによって、自動的にアップデートの有無を確認してデスクトップ画面右上のアイコンでアップデートの有無を知らせます。 ![]() アップデートがある場合は、このアイコンを右クリックして 「全てアップグレード」 を選択すると、アップグレードが実行されます。 セキュリティ上のアップデートもありますので、必ず実行するようにしてください。 詳細は update-watch のヘルプ を参照してください。 [ Lx-Desktop のリカバリー] 「Lx-Desktop」(Linux デスクトップ) を購入時の初期状態に戻す (リカバリーする) ことができます。 初期状態のファイルシステム・イメージはハードディスクのリカバリー専用のパーティションにあります。 ここからリカバリーすることになります。 リカバリーは製品に添付されている 「Lx-Desktop リカバリー用CDディスク」 でパソコンを CD ドライブ から起動して行います。 この リカバリー・ディスク は CD ドライブから起動できる Linux システム (System Rescue Cd) です。 以下の手順でリカバリーしてください。 ( リカバリーすると現在のパソコン内のデータやシステム構成はクリアされて、初期状態に戻りますので注意してくだい。 ) ・ 「Lx-Desktop」(Linux デスクトップ) を起動してください。 ・ 「Lx-Desktop リカバリー用CDディスク」 を CD ドライブにセットして、パソコンを再起動してください。 ・ リカバリー用の Linux が起動します。 起動が完了するまで何も操作しないでおきます。 ・ しばらくすると画面に root@sysresccd /root % と表示されますので、以下のコマンドを入力してください。 mount /dev/sda2 /mnt/backup /mnt/backup/lxd-restore ・ リカバリーが開始されます。 所要時間は約5分間です。 ・ リカバリーが完了したら halt と入力してパソコンをシャットダウンしてください。 ・ シャットダウン後、パソコンを起動して正しくリカバリーされたか確認してください。 (CD ドライブから起動しないように、パソコン起動直後に リカバリー用CDディスク を取り出してください。) [Lx-Desktop パソコンの仕様]
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