佐藤システム設計事務所 VDI 構築・運用管理サービス
 VDI (仮想デスクトップ環境) とは、Windows XP/7, Linux などのPC環境をサーバ上の仮想環境に構築し、シンクライアントなどの端末からネットワークを経由して、リモート接続して利用するものです。
端末 (クライアント) から仮想デスクトップ・サーバにログオンして接続すると、そのユーザ専用の Windows/Linux デスクトップ となります。 ログオン後は通常の Windows/Linux と同様に操作ができます。
仮想 Windows/Linux デスクトップ を仮想デスクトップ・サーバに集約することで、メンテナンス性やセキュリティが向上します。 仮想デスクトップ・サーバでの一元管理が可能となるため、運用管理コストを低減することができます。
クライアント側にはデータは保持されないので、セキュリティも向上します。
仮想デスクトップを利用していない場合は、社内の Windows/Linux パソコン を個別にメンテナンスする必要があるため、台数が多くなるとその維持・管理にかなりの手間とコストがかかるようになってきます。 VDI (仮想デスクトップ環境) は、それを解決するソリューションとなるものです。
現在使用しているパソコンの追加・更新時期に合わせて、VDIの仮想デスクトップを段階的に導入していくことをおすすめします。


佐藤システム設計事務所 では VDI (仮想デスクトップ環境) の構築と運用管理サービスを提供しています。 設置した仮想デスクトップ・サーバはインターネットを経由してリモート管理されますので、お客様が設定・運用管理する必要はありません。
また、業務システム、ファイル共有サーバ構築なども含めた統合システムの構築も受けたまわっております。 問い合わせは下記のメールアドレスにお願いします。

●VDI (仮想デスクトップ環境) 化のメリット
・運用管理コストの削減
仮想デスクトップは仮想デスクトップ・サーバに集約されているので、仮想デスクトップ・サーバ内のみで運用管理に必要な作業を行うことができます。 新しい仮想デスクトップが必要になった場合は、仮想デスクトップ・サーバ内で用意したテンプレートから簡単に作成することができます。
端末としてシンクライアントを使用した場合は、その構造が簡単なので故障する確率は少なく、万が一故障した場合でも他のシンクライアイトと交換するだけですみます。
このように運用管理が仮想デスクトップ・サーバに一元化され、端末のメンテナンスも最小限ですみますので、運用管理コストが削減できます。
・セキュリティが向上
端末側にデータは保持されないので端末を紛失した場合でも、データ流出の心配はありません。 端末でのUSBメモリなどの外部記憶デバイスの使用を制限することもできます。
Windows/Linux に対するセキュリティパッチの適用やアンチウィルスソフトのアップデートも仮想サーバ内で一元的に実施することができます。
・運用の柔軟性 (利便性・拡張性)
どの端末からでも同じ仮想デスクトップに接続できるので、作業場所を選びません。 端末での作業を途中で中断しても、次に接続した時は前回の続きから作業を始めることができます。
端末の追加は、シンクライアントであれば何も設定しないで接続するだけで使用することができます。 追加使用する仮想デスクトップは、仮想デスクトップ・サーバでテンプレートから簡単にコピーして追加することができます。



●VDI (仮想デスクトップ環境) 構築
Linux のカーネルの機能として組み込まれた仮想化環境である KVM (Kernel-based Virtual Machine) を使用した VDI (仮想デスクトップ環境) を構築します。
お客様と打合せの上、クライアント台数に対応したハードウェアの仕様を決定します。 必要なハードウェアにソフトウェアを組み込んで設定したものをお届けして設置しますので、ただちに運用開始することができます。
クライアント端末としては、お客様が現在お使いの Windows/Linux パソコンをそのまま使用することができます。 また、端末としての機能しか持たず管理の容易なシンクライアントを使用することもできます。
仮想デスクトップ・サーバ で使用する Linux のデストリビューションは Fedora 15 となります。
仮想環境 KVM によって追加されたプロセス (ゲストモード) 内に仮想ゲスト OS が作成されます。
QEMU は CPU をエミュレートするプログラムで、ゲスト OS を仮想化するために使用されます。 仮想ゲストと KVM 間の I/O 処理を行います。
ゲスト OS の作成・更新・削除などは 管理ユーティリティ virt-manager で行います。
クライアント端末からの仮想ゲスト OS への接続は、リモート管理ソフト VNC または SPICE を使用します。 クライアント端末となるパソコン、シンクライアントには VNC または SPICE クライアント・ソフト をインストールしておきます。



クライアント端末からの プリンタ、スキャナ、USBメモリ、共有ファイル の利用は 「デバイス共有サーバ」 を経由して行うことができます。
仮想ゲスト OS 用のハードディスクは SATA の外付けタイプとします。 2台のドライブを内臓して、同時に同じ内容を書き込みする 「ミラーリング RAID 1」 構成とします。 1台のドライブが故障した場合は、サーバを停止することなく、故障したドライブを交換することができます。 2台のドライブが同時に故障する確率は低いので、耐障害性の高い RAID 方式と言えます。
停電になった場合は、UPS (無停電電源装置) からの信号を取得して 所定時間が経過した後に、仮想ゲストOS のシャットダウン などの必要なバックアップ処理を行ってから 仮想デスクトップ・サーバ を自動シャットダウンします。


VDI (仮想デスクトップ環境) 構成例
ハードウェア構成例 (クライアント 10 台を想定)
項 目 構   成 台数
仮想デスクトップ・サーバ ソフトウェア
  OS: Fedora 14 (Linux)
ハードウェア
   Shuttle SX58J3
     CPU: Intel Core i7 950,   メモリ: DDR3 16GB
     内臓ハードディスク: 1TB × 2台 (1台はバックアップ用)
1
外付け eSATA ハードディスク MTG ARAID T3500 .  (仮想ゲストOS 用)
     1TB × 2台 (RAID 1 ミラーリング)
1
UPS APC RS 550 BR550-JP . 330W/550VA
Linux 対応自動シャットダウンソフト: apcupsd
1
シンクライアント Linux パソコン:  Shuttle XS35-V2 10
ディスプレイ 17インチ液晶モニタ 10





仮想ゲストOS
O  S 種   類
Windows Windows XP
Windows 7
Linux Linux デスクトップ
   「Lx-Desktop」 (Vine Linux)

    Windows には ライセンス費用 が別途必要になります。
    「Lx-Desktop」 には ライセンス費用 は必要ありません。


●VDI (仮想デスクトップ環境) 運用管理サービス
お客様の社内に設置した仮想デスクトップ・サーバは、インターネットを経由して 佐藤システム設計事務所 の リモート管理用PC に接続されリモート管理されます。 お客様が 仮想デスクトップ・サーバの設定・運用管理等の作業をする必要はありません。
リモート管理は、インターネットを経由して構築される仮想プライベート・ネットワーク VPN を使用します。 VPN で接続されると、社内のネットワーク(LAN)で接続された場合と同様に操作できるようになります。 VPN 接続のために ユーザー様でネットワークの設定を変更する必要はありません。

運用管理サービスの内容
仮想デスクトップ
(ゲスト OS)
(Windows/Linux など)
アプリケシーョンのインストール・バージョンアップ
アンチウィルスソフトの適用
セキュリティパッチの適用
データのバックアップ・リストア
仮想デスクトップ・サーバ
仮想デスクトップ(ゲストOS) の作成・更新・削除
仮想デスクトップ(ゲストOS) の管理・バックアップ・リストア
ログの監視
UPS の監視
Linux の運用管理